あさこのゆ

札幌でWEBライターをしている生まれも育ちも北海道の母ちゃんが書いています

くちづけ

窓から入る風が心地よくて、うとうとしていた。

 

ふと気付くと目の前に顔があり、両手で頬をはさまれた。

 

そのままおもむろに、口にチューっと。

 

ちょっとだけドキドキしながらも顔を上げると、いたずらっぽく笑うあなた。

 

わたしもあなたの頬を触りたい。

 

そっと手で触れようとしたら全力で拒否された。

 

ああ、あなたはいつもそうだ。

 

自分は好きなタイミングでわたしに構うのに、わたしが構おうとしたらどっか行っちゃう。

 

そうやって、わたしの前ではワガママ三昧。

 

食べこぼしを片づけるわけでもなく、寝たいときに寝て、起きたいときに起きる。

 

傍若無人な振る舞いなど、日常茶飯事。

 

わたしには何しても許されると思ってる。

 

でも、それでいい。

 

そう思ってて、いい。

 

このさきの長い人生、何をしても、どんな失敗をしても、最後は必ずあなたの味方。

 

これまでも、そしてこれからも。

 

わたしたちの想いがこの先、あなたの助けになるといい。

 

わたしと、あなたの父ちゃんはずっと、きみの味方。

 

 f:id:asakonoyu:20170820104526j:image